昨日から奈良県立コンベンションセンターで開催されている大和鉄道まつりの2日目が本日無事に終わりました。
私は2日間とも朝9時から17時まで会場に入りっぱなし、立ちっぱなしでしたが、とても良いイベントで、今までの各種イベントに比較して司祭者のホスピタリティーを感じたイベントでした。
そして何より面白かったです。
なんでもそうですが、商売というのは売り手が自分が売る商品を自信を持って勧められることが一番肝心なことで、買い手がその売り手を信用してお金を払って購入していただく。
こういう人と人とのつながりが一番大事なことだと私は思います。
そして、この鉄道イベントでは、鉄道会社の皆さんが自社の自慢の商品を持ち寄って、愛好者の皆さま方が喜んでご購入いただくという、商売の基本的な部分が会場のあちらこちらで見られて、私はとてもうれしくなりました。
例えばこの方です。
私の同級生の松阪駅弁の浩子さん。
(同級生って言っちゃうと失礼に当たるかもしれませんので気にしていたんですが、「どんどん言ってください。」とのことですので申し上げます。)
会場で松阪駅の牛肉弁当を販売しているのですが、松阪といえばだれでも知ってる松阪牛。
その牛肉弁当を売っているのですから、黙っていたって売れますよね。
でも、ご購入いただくお客様に、駅弁にメッセージ入りのサインをしているのです。
なんかすごいでしょう。
黙っていても売れるおいしい松阪の御弁当なのに、会場にいらしていただいたお客様に感謝を込めて1つ1つメッセージを書いている。
もちろん希望者だけですけどね。
こういう駅弁屋さんって、日本に他にはないでしょう。
1500円の御弁当なんですが、掛け紙がみんな違うんです。
駅弁ファンの方って、掛け紙が大事なポイントなんですが、それがみんな違う。
それも国鉄時代からの懐かしの掛け紙ですよ。
こういう気遣いがうれしいですよね。
だから開園から1時間もしないうちに用意した200個近くの駅弁が完売となるのです。
主催者の方も心得ていて、トークイベントではホリプロの南田さんが会場のブースを一つ一つ周り、鉄道会社の物販の宣伝をしてくれる。
あの有名なホリプロの南田さんが各ブースを回って自分たちの商品を宣伝してくれるのですから、楽しいしうれしいですよね。
今回のイベントではそういう主催者の方のホスピタリティーを感じました。
実行委員会の皆様、初めての奈良開催でおそらく手探りだったと思いますが、大変よくコントロールされて、愛にあふれる会場だったと思います。
本当にお疲れさまでした。
そしてご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
皆様お疲れさまでした。
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