秋も深まってまいりました。
各地で紅葉の便りも聞こえてきていますが、季節的にもこれからは食べ物がおいしくなる頃。
いやいや、危険! 危険!
またまた体重が増えてしまいますね。
だったら、どうせならおいしいものを食べましょうよ。
少しお金を出してでも、おいしいものが食べたいですよね。
そういう皆様方に、いすみ鉄道の新商品をご紹介します。
ジャ~ン!
いすみ鉄道オリジナル 「キロカレー」 !!!
発売以来大好評をいただいている「キハカレー」にちょっと贅沢なバージョンが登場します。
その名も「キロカレー」!
キハならぬキロ。
ということで、グリーン車をイメージした(ちょっと高級な)カレーです。
わかる人にはわかる。
わからない人にはいくら説明してもわからない。
いすみ鉄道ならではの新商品です。
お値段は800円(税別)
どうだ! 高級だろう!
それもそのはず、食べてみればキハカレーとの乗り心地の違いが分かります。
12月1日発売予定。
ジャケット写真は、なんとなんと、鉄道写真家で作家の結解喜幸先生からご提供いただきました房総東線最後の頃の急行「そと房」。
今から45年前に先生が撮影された御茶ノ水駅でのカットです。
この系列のキロは先頭に来ることはありませんでしたので、写真はキハ28ですが、3両目がキロですね。
ちなみに私はガキだったので、この頃のキロに乗車した経験はございません。
実際にキロに乗ったのは国鉄末期の予讃線、急行「伊予」の指定席車に格下げ運用されていた時と、JR化後間もなくの急行「砂丘」キロハのロ側。
それだけ貴重な車両ですからね。
これがキロハ。
これは千葉駅を発車する急行「そと房」のキロ28。
当時は緑の帯が入って凛々しかったなあ。
連結されてるのはキハ45ですかね。
キハ45も当時としてはかっこよかったですが、房総ならではの凸凹編成ですね。
こちらは北海道型のキロ26。
札幌駅に停車中の急行「狩勝」です。
当時の札幌駅は地表駅。
後ろに見える建物はセンチュリーローヤルホテルです。
当時は札幌駅前にあまり高い建物は無く、このセンチュリーホテルが高級ホテルとしてひときは高くそびえ立っていました。
このホテルを見上げて、「こういう高級ホテルには、いったいどういう人たちが泊まってるんだろうか。」と思いながら、私の宿は夜行列車の普通車の硬い座席でした。
その頃、最高にうまいと思ったビーフたっぷりのカレーライスを再現したのがこの「キロカレー」です。
実は、先週、北海道観光列車のモニターツアーに参加するために前泊したのがこのセンチュリーホテル。
当時あこがれだったホテルに今では普通に宿泊しているのですから、人生おもしろいものです。
そんな時代を一緒に過ごしてきた皆様方に食べていただきたいなあ。
もちろん、国鉄時代にあこがれを持つ皆様方にもお召し上がりいただきたいと思います。
いすみ鉄道の新商品、「キロカレー」!
あの社長、またバカな商品作ったなあ、などとおっしゃらずに、まずはとにかく召しあがれ。
それだけの価値がある商品です。
12月1日発売予定。
結解先生、貴重なお写真のご提供ありがとうございました。
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