昨年来私が企画会議に参加させていただいている北海道に観光列車を走らせるプロジェクト。
いよいよ実現します。
モニターツアーの募集が15日にスタートします。
コースは3つ。
1:宗谷本線、道北コース(1泊2日、2コース)
2:根室、釧網、石北本線を巡る道東コース(2泊3日)
3:真冬の釧網本線コース(後日発表予定)
詳細は 日本旅行のホームページ からご確認ください。
今回はモニターツアーですので価格はお安くなっているようですが、アンケートなどにご協力いただくことが前提となります。
その後、ご参加されました皆様方からのご意見を参考にして、来年度以降、本格的な観光列車を作って行こうというものです。
会議に私が呼ばれて参加しているぐらいですから、「豪華列車を新造して富裕層狙い・・・」という観光列車とは程遠いツアーで、今あるものをどうやって効果的に使って行こうかという、無理しないで、できることからやって行きましょうというスタンスですから、富裕層の皆様のお目にかなうものではないと思いますが、それでも、最近なかなか走らないクリスタル・エクスプレスなどの車両が運用されるようですから、これは期待が高いですね。
もちろん、私が絡んでいる企画ですから、撮り鉄さんも大歓迎ですよ。
多分試運転もあるでしょうし、送り込みや返却回送も考えられますから、撮り鉄さんもワクワクするのではないでしょうか。
なぜ、撮り鉄さんを大切にするか。
それは、撮り鉄さんたちは鉄道会社にとっては「客じゃない」かもしれませんが、地域にとって見たら大切なお客様だからです。
撮り鉄さんたちが力作をSNSで発表してくれるだけで、地域の素晴らしさの情報発信になりますし、わざわざいらしていただけるということは、その地域のファンになっていただけるということでもあります。
もちろん、地域にお金を落としてくれるでしょう。
北海道までわざわざいらしていただくだけでも地域の経済にプラスになるし、レンタカーを借りて、宿泊して、ご飯を食べて、お土産を買ってとなれば、もしかしたら乗客としてご参加いただくお客様よりも、一人あたりの総合単価は高いかもしれません。
第一、ひとつの列車の定員などはたかが知れているわけで、それだけでは大した経済効果はないと思いますが、撮影にいらしていただける皆様の数は、乗客よりもはるかに多いですからね。
そういう、トータルに地域と一緒に考える必要性があるのがインフラとしての鉄道会社の役割だと私は考えておりますからね。
でも、だからといって、この観光列車の座席が埋まらないようであれば、こういう企画そのものが無くなってしまいますから、皆さんふるってご参加ください。
今のところ、私は道東2泊3日コースに参加する予定でおります。(あくまでも予定です。)
皆様のご参加をお待ちいたしております。
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