本日のYAHOOニュースです。
東京-札幌間の輸送は、いつ鉄道から飛行機へ逆転したのかを検証してみると。
川田光浩さんが撮影した懐かしの全日空B727-200。
このころ川田さんだってたぶん20ぐらいだったでしょう。
写真上手ですねえ。20で全国各地、さすがです。
そういう時は鉄道で出かけていたのでしょうか?
私は10代で鉄道の旅はほぼ終了。
夜行の座席での旅行はヨーロッパぐらいでしたね。
あとは、それまで乗れなかったブルトレには徹底的に乗りましたが、1980年代に入るとすでにブルトレは空気を運んでいる状態でした。
古い時刻表を検証してみたら、東京-札幌間の輸送は1972~1976年の間に鉄道から飛行機に逆転していたのですが、それは何も札幌に限ったことではなくて、九州だって同じだったのであります。
ただし、これはお金持ちの人たちの話。
1976年の時点で東京-札幌は飛行機で往復34000円。
鉄道ならば道南周遊券を買えば9100円。学割で7400円で20日間、函館-札幌間のエリアが乗り放題でしたから、貧乏学生は飛行機は高嶺の花でした。
今、そういう人たちがオジサン、オバサンになって、かろうじて「鉄道がファーストチョイス」という需要があるのです。
今の若い人たちは鉄道で旅行しませんから、数十年後には「鉄道がファーストチョイス」の人たちは居なくなります。
数十年も不要でしょう。
たぶん15年から20年で、本当に鉄道は選択されなくなると思います。
だって、多少時間がかかっても安いから鉄道で行くというのが鉄道チョイスですから。
今、鉄道は全然安くはないし、速くもないし、良いところがありませんからね。
鉄道が好きで若いころから鉄道に乗ってきたオジサンがそう思うんですから、一般の若い人はなおさらでしょう。
まあ、JRという会社のファンの方は別でしょうけどね。
余りファンを大切にするポリシーの会社とは思えないのが悲しいところですが。
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