5月9日 夜行列車 受付開始です。

以前にもご案内しておりました次回の夜行列車は5月9日。
すでに受付開始しております。

大井川鐵道の観光列車は機関車けん引の客車列車が特徴です。
昨今全国的に旅客鉄道会社では機関車が退役してきていまして、機関車が引っ張る客車列車というのが珍しくなってきていますが、大井川鐵道では主力となっています。

5月9日の夜行列車は「最新鋭」の12系客車5両編成を予定しています。

昭和の思い出話で恐縮ですが、私が高校生のころ(昭和51~53年)は、上野発の夜行列車が旧型客車から12系客車に置き換えられていった時代でした。
私が経験しているのは「八甲田」「十和田」「津軽」などですが、定期列車は旧型客車で、臨時列車は12系といった編成だったと記憶しています。
もっぱら青函連絡船乗り継ぎの利用でしたので定期列車ばかりでしたから、わたし的には夜行列車といえば旧型客車なのですが、私より下の世代の方々にしてみたら夜行列車イコール12系という方も多いのではないでしょうか。

つまり、夜行列車は旧型客車でなければという方は、今の時代少数派になってきているのでしょう。
だから、今回の夜行列車も12系で運転したいと思います。

今まで鉄道会社を3つ預からせていただいてきていますが、気動車夜行、電車夜行、そして客車夜行と3種類の夜行列車を企画しています。
その中でも、やっぱり夜行列車といえば機関車けん引の客車列車。
と私は思っていて、もちろんいろいろ乗りましたよ。
電車の夜行は急行形の165系夜行や455系の夜行。
気動車夜行は実は1~2回しか乗った経験がありませんが、高松を深夜に出る高知行の夜行列車です。
となると、やっぱり一番多く乗ったのは客車列車の夜行ですから、企画する側としては一番力が入るのです。

客車夜行の醍醐味は何かというと、やっぱり発車するときのあのガクンという衝撃。

最初に乗った夜行は1972年の急行「銀河」でしたが、10両の10系寝台車が連なった美しい編成を汚すような最後部2両のスハ43系座席指定車でした。
10系寝台車のぴかぴか光った車体の後ろに繋がれた武骨な低屋根のシルヘッダー車を見た時に、なんだかがっかりした記憶がありますが、その座席夜行が私の初夜行でした。
先頭の機関車はEF58。
その機関車が発車したり加速減速をする度に、私が乗った一番後ろの客車にはガクンガクンと大きな衝撃が伝わって来て、窓辺に肘をかけて寝ているのですが、その度に窓辺の肘がひじ掛けに落下して、電気が走るようにビリビリと来てとてもじゃないけど眠れない。
そんな思い出があります。

まぁ、正直申し上げて発車時や加速減速時に後ろの客車に衝撃が来るのは運転の技術が下手糞という証拠なのですが、さて、大井川鐵道の夜行列車はどうでしょうか。

という楽しみも夜行列車ならではですね。

5月9日運転の夜行列車。

皆様のご乗車をお待ちいたしております。

憧れの夜へ。夜行急行(5/9) | 大井川鐵道【公式】

余談ですが、5月9日の次は、夏休み前までに旧型客車の夜行列車をやってみたいと考えております。