大井川鐵道で夜行列車企画中です!

寒くなってきましたね。
北国からは雪の便りが聞こえてくる季節になりました。

この季節になるといつも乗りたくなるのが夜汽車です。

そういうあなたへ、大井川鐵道では夜行列車を企画しています。
第1弾は12月7日(土)を予定。
C108けん引、旧型客車の夜行列車です。

夜行列車ですから、一晩中走る旅。
ダイヤは21時ごろ新金谷を発車して、翌朝6時過ぎごろに新金谷に到着する予定です。
ご乗車の方には翌日有効の1日フリー乗車券を付けますので、乗り方によっては土曜日の朝から日曜日の夕方まで乗り続けることも可能です。

そして、蒸気機関車がけん引する旧型客車の夜行列車は大井川鐵道がオンリーワン。

何しろ、スチーム暖房ですからね。

スチーム暖房ってわかりますか?
今の暖房はほとんどが電気暖房で、気動車の一部にエンジンの熱を利用した温水暖房がありますが、スチーム暖房というのは蒸気機関車から蒸気を供給してもらって客室を温める装置です。

蒸気機関車は電気がありませんから、電気暖房は無理なので、機関車の蒸気をパイプで後ろの客車に送って、窓際の座席の横を通して温めるのです。

こうやって、一番後ろの客車から蒸気が出てるシーン。
これが昭和の夜行列車の姿です。

旧型客車は電源がないので、たとえ電化区間でも電気機関車やディーゼル機関車から蒸気を供給してもらっていて、旅客用の機関車はSG(蒸気発生装置)を積んでいたんです。
だから、蒸気機関車が引退した後も、2000年ぐらいまではこういうシーンが見られました。

私が最後に乗ったのは筑豊本線の客車列車だったかな?
四国の50系客車も蒸気暖房でした。

ということで、この昭和の夜行列車、大井川鐵道オンリーワンの夜行列車です。

いいでしょう、この雰囲気。

スチーム暖房の優しい暖かさと夜汽車の汽笛に包まれる旅。

お値段は1人で1ボックス占有プランで18000円~20000円になる予定です。

詳細が決まりましたらまたご案内させていただきます。

1ボックスで2人で乗っても同じ値段とする予定ですので、お友達にも声をかけておいてください。

今週末には発表できる予定ですので、どうぞご期待ください。