静岡は大雨です。

上越の友人が雨が降らないと嘆いています。

水源地のダムの水位が下がって、このままで行ったら断水の可能性もあるとか。
私がいた5年間には一度もありませんでしたが、水源地の1つが災害で機一番列車が倒木を発券してるようです。

その上越市からまっすぐ南に下がった静岡は大雨です。
今朝も一番列車が倒木を発見して運休となりました。

大井川鐵道では新金谷の車両基地から朝1番列車は回送列車として笹間渡へ送り込んでいます。
この列車は線路点検も兼ねているので今朝も乗客はゼロでした。

朝一番の列車を回送列車として線路点検させて、折り返しの川根温泉笹間渡駅からの始発列車となります。
もともと始発の時間帯に川上の方へ行かれる地元客はいませんので、こういう取り扱いになっているのですが、毎日こうして早朝の線路点検を行っています。

今朝は6時に倒木を発見して、すぐに職員が現場に駆け付けました。
実は昨日今日と大雨のためこのような緊急事態に備えて担当職員は午前4時から早出出勤して勤務していたのです。

厄介なのは倒木が架線に覆いかぶさっていること。
当然架線の電気を止めますから他の電車も運転できなくなります。

倒木撤去後に軌陸車で架線を調整し、異常がないことを確認して、午前10時すぎに開通しました。

大井川鐵道ではこのような斜面がたくさんあるのですが、基本的には斜面は鉄道敷地内ではありません。
倒木や落石の危険性があるところはあらかじめ処置しておきたいところですが、鉄道敷地ではないところの土地の木を切ったりすることは鉄道会社にはできませんから、こうして事象が発生してから対応するしか方法はありません。
そして、この斜面の土地の所有者が今となっては誰だかわからないというところが一番厄介なのです。

でも、そういう事情の中、鉄道マンたちが午前4時に早出して待機してくれていて、サッと出動できる体制を取っています。

私も航空業界を合わせるとなんだかんだで40年も交通事業の現場におりますが、鉄道で働く若者たちがこうして鉄路の安全を守ってくれているんだということを読者の皆様方に知っていただきたくて、今夜はこんな話をさせていただきました。

誰も知らないところでこのような鉄道マンの努力があるから、鉄道は安全に走っているのです。

ありがとうございます。

静岡県は今夜も大雨警戒が続いていますが、天気予報を見ると明日も雨が続きそう。
でも、この雨予報を見ると、どうやら上越にも明日は雨が降るようですね。

災害級の雨は困りますが、米が育つ時期でもありますから水不足も困ります。
上越の皆様方には恵みの雨となってくれることを願っています。