「できない」を「できる」へ

私の友人で江成道子さんという方がいらっしゃいます。

彼女はシングルマザーで5人の子供を育てています。
うちも5人子供がいますが、夫婦で育てても大変で四苦八苦してるというのに、シングルマザーで5人ですから、さぞかし大変だったと思います。

その彼女がシングルマザー支援協会というのを立ち上げて、自分のことだけじゃなくて、一生懸命頑張っているお母さんたちを少しでもサポートしようという活動を開始しました。

今から10年ちょっと前のことですが、私も何か協力できないかと思いまして、ゴールデンウィークにいすみ鉄道にご招待して、みんなで楽しい思い出を作ってもらおうと考えました。

何しろシングルマザーの皆様方はお仕事と家庭の両方で忙しい方が多いので、お休みでもなかなかお出かけするのが難しいことでしょう。
でも、休み明けに学校へ行って、教室内で友達と「どこへ行ってきたか?」という話になった時に、子供たちに「どこへも行けなかった。」って言わせたくなかったんです。
だから、支援協会の会員の皆様方をご招待して、汽車に乗って、駅弁を食べて、原っぱで遊ぶというような経験をしてもらいたくて、会社に予算がない分は自腹を切ってでも楽しんでもらおうと考えました。

そんなことを何回かさせていただいたのですが、あれから10年。みんな大きくなったかなあ?

ときどきそんなことを思い出していたところ、江成さんからクラファンを始めましたという連絡が入りました。

頑張っているお母さんたちは、いくら頑張ってもできないことってあると思います。

でも、「できない」を「できる」へというキャッチコピーで始めたクラファン。
いい言葉じゃないですか。

だって誰だって最初はできないんですから。
でも、頑張ったらちゃんとできるようになる。
これが正しい世の中だと私はいつも思います。
江成さんも、同じ思いで支援活動を継続されていらっしゃるのなら、私も支援させていただかなければなりません。

そういう思いで、今夜はこのクラファンをご紹介させていただきます。

世の中いろいろな方がいらっしゃいますから、考え方も人それぞれ。
全員の皆様方にご協力いただけるものではないと思いますが、同感していただける皆様方に、ぜひ少しでも支えになっていただきたいと思います。

▼クラファンのページはこちらです。
「できない」を「できる」へ みんなで伝えようシングルマザーの自立 – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

10年前のブログはこちらです。
母の日スペシャル | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ(2014年5月12日)

私の3連休 | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ(2014年7月21日)

5月5日、子供の日のいすみ鉄道 | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ(2015年5月6日)

こどもの日の主役はこども? それとも? | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ(2016年5月5日)

3年間ゴールデンウィークにちびっ子たちとお母さん方をご招待しました。
みんな大きくなったろうなあ。
覚えてくれてるかな?
忘れちゃったよね。(笑)

今夜は懐かしく昔のブログを読み返しています。

江成さん、皆さん、頑張ってくださいね。
今度は大井川鐵道にご招待しますね。