夜行列車　申し込み開始

先日お知らせしました大井川鐵道の夜行列車ですが、明日の正午から受け付け開始いたします。

このところ急に冷え込んできましたが、そろそろ列車のぬくもりが恋しくなる季節ですね。

大井川鐵道の客車は旧型客車ですから冷房がありません。
夏は窓を開けて走りますから、夜行列車は虫が入ってきたりします。
だから、旧型客車の夜行列車は冬の風物詩とも言えますね。

先頭の蒸気機関車から供給される蒸気で客車の車内を温めるのです。

大井川鐵道では今、終端駅が川根温泉笹間渡です。
災害のために本当なら通過駅となるような小さな駅が終点ですから、折り返しのために機関車を反対側に付け替えることができません。

そのため、前にSL、後ろにELという機関車2両体制で運転していますが、夜行列車は家山折り返しのため機関車1両です。

つまり、家山に着いたら機関車をいったん切り離して反対側へ付け替える入換作業があります。
新金谷も同じ。
ということは、行ったり来たりの列車ですから、一晩に５回機関車の付け替えを行うというSL現役時代の夜行列車でも見られなかったレアな列車になります。
しかも上りは逆向き運転。
タンク機関車の得意技です。

こんな列車、めったに乗れませんよ。

しかもしかも、一人で4人掛けボックスを占有出来て18000円。
しかもしかもしかも、大人もう１名同伴しても同じ値段ですから、１人当たり9000円。
安くないですか？