このところ各地でイベントが目白押しです。
大井川鐵道ももちろんいろいろ仕掛けていて、お声がかかるところはできるだけ出かけてみようと考えています。
というのも、先週四国の高松でイベントがありまして、小田急、京浜急行から地方私鉄までいろいろ集まったのですが、いらしていただいたお客様のほとんどが大井川鐵道をご存じない。
大井川鐵道のスタッフは、全国各地からお客様がいらしていただいているので、自分たちは全国的な知名度があると思っているようなところがありますが、外から見ると実は全然そんなことはなくて、多くの人が大井川鐵道を知らないのです。
先日ある自治体の課長さんとお話をしていた時に、トーマスの話になりました。
私がトーマスが発車して行く動画を見せましたところ、「えっ? これ本物ですか?」と言われました。
その課長さんはお母さんで、子育て中にトーマスを子供に見せていて自分もお話の内容はよく知っていると言われてましたが、本物が大井川鐵道で走っていることを知りませんでした。
「その動画、いただけませんか?」
と言われましたので、すぐにスマホから送りましたが、つまり、そんなものなのでしょう。
子育て中にトーマスを見ていた人でも大井川鐵道でトーマスが走っていることを知らない。
きかんしゃトーマスの列車が走っていることはテレビで見たことがあるけど、それが大井川鐵道だということを知らない。
大井川鐵道は知っているけど、どこにあるかを知らない。
たぶん、日本人の9割以上はそうなのだと思います。
いや、もっとかな?
だから、私は積極的にイベントには出店するべきだし、声をおかけいただいたら可能な限り参加させていただこうと考えています。
ところが、ところがですね、各地でイベントがあるということは、重なることがあるのです。
でもって、重なってしまうと、どうしても1つはお断りしなければならなくなります。
さて、困ったなあ。
ご縁のある所からお声をおかけいただいたのに行かれない。
そう思っていたら、「僕たちで行きますよ!」と声をかけていただきました。
今日、糸魚川駅で開催された大糸線、糸魚川鉄道まつり。
いつもお世話になっているサンショップの吉田さん(左)、千葉からは大の里ラッピング列車を実現させてくれた朱孝さん(右)、群馬から青嶋さん(左中)、大阪から崎川さん(右中)がボランティアで対応していただきました。
大井川鐵道のカレンダーやグッズなどを販売していただきました。
助かりました。
ありがとうございました。
では、私はというと本川根町の千頭駅で開催された奥大井ふるさとまつりに出席しました。
ここで今日は井川線フォトコンテストの表彰式がありまして、私が出席して表彰状の授与をさせていただきました。
優秀賞を取られました皆様方は愛知、大阪、岐阜、そして静岡市内からいらしていただいた方かがです。
静岡市内の方は、井川線の魅力に取りつかれてしまい、会社にお願いして静岡支店に転勤させてもらったという方。
皆さんよそ者の目で見ていただいているから素晴らしさがわかるのでしょう。
長年にわたって何度も通われている方々がたくさんいらっしゃるのは大糸線と同じですね。
鉄道があるからわざわざ来ていただける。
都会人から見たら本当に魅力的なんでしょう。
受賞された皆様、ありがとうございました。
ということで、糸魚川からまっすぐ南へ線を引いてみると、大井川鐵道の千頭駅に行きつくのでした。
これぞまさしく糸魚川-静岡構造線なのであります。
はい、明日もイベント。
明日は友人の長谷川市長さんの菊川まつりでございます。
来週末は大宮鉄道博物館へお邪魔いたします。
皆さん、来てね!
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