光り輝く売り場に連れていく

今日の中日新聞静岡版に大きく取り上げていただきました。

題して「光り輝く場に連れていく」

普通の人はなんのことだか意味わからないでしょうから補足解説させていただきます。

私は商店街育ちで商売人ですから、どうしても売り場というのを考えてしまいます。
モノを売るには売り場が大切です。
百貨店なら最上階に一番光り輝く売り場を設けます。
例えば「駅弁フェア」なんかはたいてい最上階でやります。
すると一番上の階までお客様が昇ってくれますから、シャワー効果と呼ばれるように百貨店全体の売り上げが上がります。

スーパーマーケットのような平面の売り場であれば、一番奥に光り輝く売り場を設けます。
例えば鮮魚や精肉売り場のような特殊な電灯を照らして商品がおいしく見えるような売り場をお店の一番奥に持って行く。
そうすればその灯りにつられてお客様はお店の奥まで足を運びます。

大井川鐵道沿線や大井川流域を一つの売り場と考えたときに、この売り場には一番奥に「湖上駅」や長島ダム、接阻峡、あるいは温泉といった光り輝く場所がすでにあるのです。
で、お店の入口はたくさんの人が通っている。
つまり、新幹線と高速道路が走っていて、飛行場もある。
右隣のお店は富士山で、その隣は伊豆半島。
左隣りは浜名湖という、両隣りのお店も魅力的なところです。
大井川鐵道沿線はそういう魅力的なお店で、今、お店の一番奥の光り輝く売り場までお客様をお連れする「鉄道」が止まってしまっている状態なんです。

だったら直した方がよろしいのではないでしょうか。

そうすれば売り場の奥までお客様が入っていくことができて、お店全体の売り上げが上がるのではないでしょうか。

これが私の考え方です。

というお話を中日新聞社の記者さんの前でさせていただきました。

でもねえ、写真が・・・

あとは有料記事になりますが、ぜひご一読ください。

大井川鉄道・鳥塚亮新社長に聞く 光輝く場に連れて行く:中日新聞しずおかWeb (chunichi.co.jp)